これまで多くの国と地域を訪れ、人種問題や宗教軋轢、国境紛争など多くの境界を見てきた。
しかし、圧倒的な大地に対峙するとき、そこに境界など全く存在しないことに気がつく。
雄大な大地を前にするとき、宗教も、国境も、差別も、格差も、すべて意味をなさない。
大地の視点に立って見れば、すべてが消え去るのだ。
竹沢うるま
Uruma Takezawa
1977年生まれ。同志社大学法学部法律学科卒業。大学在学中にアメリカに一年間滞在し、モノクロの現像所でアルバイトをしながら独学で写真を学ぶ。帰国後、ダイビング雑誌のスタッフフォトグラファーとして水中撮影を専門とし、2004年よりフリーランスとなり写真家としての活動を本格的に開始。これまでに訪れた国と地域は140を越す。
2010年から2012年にかけて、1021日103カ国を巡る旅を敢行し、写真集「Walkabout」と対になる旅行記「The Songlines」を発表。
2014年には第3回日経ナショナルジオグラフィック写真賞にてグランプリを受賞。2015年に開催されたニューヨークでの個展は多くのメディアに取り上げられ現地で評価されるなど、国内外で写真集や写真展を通じて作品発表をしている。
竹沢うるま写真集
「Boundary | 境界」
青幻舎
サイズ:A4変形(30.5 x 22 cm)176ページ
発売日:2021年4月20日 定価:本体6000円+税
同時開催 - 「BOUNDARY | 境界」
キヤノンギャラリー 銀座 2021/4/20-2021/5/8
キヤノンギャラリー 大阪 2021/6/8-2021/6/19
詳細はこちらまで キヤノンギャラリー ホームページ(外部のウェブサイトに移動します)